13坪のプレハブ冷凍庫を導入させて頂きました。

2019.01.05

今回は、既設倉庫内に導入させていただいた、13坪のプレハブ冷凍庫の設置例についてご紹介致します。

 

こちらは、着工前の写真です。

冷凍庫の工事ですので、結露防止のために床パネルが必要になります。(冷蔵庫であれば床無しロールインでOKです)

床パネル工事の工程は、
既設の土間を掘り下げ→埋め戻しのコンクリート打設→樹脂ベース(架台)+床パネルを敷く、という3段階で行われます。

まずは墨出しをして土間のはつり工事を行いました。

現在のFLから350ほど床を掘り下げていきます。

コンクリート殻がトラック3台分ほど出ました(思ったよりも多かったです!)

コンクリートで土間の埋め戻しを行い、3日後・・・・

土間を掘り下げたスペースに樹脂ベースを組み立てて、パネルを据え付けます。

樹脂ベースを設置するとこんな感じです。↑

樹脂ベースのレベル(水平)出しの作業です↑

樹脂ベースの下にスペンサー(樹脂ライナー)をいれてレベル(水平)をだします。

次に、プレハブパネルの搬入です。

フォークリフトがないので手降ろしです。

1枚1枚傷がつかないよう丁寧に運びます。

 

プレハブパネルは通常2週間で出来上がってくるものですが、現在パネルの制作期間を3週間ほどいただいております。(2018年11月現在)お客様にはお待たせして大変申し訳ないことでございます。

床面を1枚ずつ敷き、次にサイドパネルを組み立てていきます。

冷凍パネルは厚み100mm。冷蔵パネルの2倍の厚みがあります。

サイドパネルを組み上げたら天井パネルの組み立てです。

天井の梁を吊り込みます。

プレハブ庫の大きさによって梁の本数も変わってくるもので、大きければ大きいほど梁が増えることになります。

冷凍庫になる箱が出来上がりました!

パネルの組立て後は照明器具の取り付けです。

次にユニットクーラーを据え付けたらこのような感じになります。

ここまで完成したら、庫内のコンクリート打設工事を行うため、
冷凍庫庫内にワイヤーメッシュを敷きます。

結露防止になるほか、庫内の強度もこれで保つことができるのです。

いよいよ、スライド扉の取り付けです。

スライド扉の枚数やドアの種類などは、お客様のご要望により変更することも可能ですので、お気軽にご相談くださいね。

今回は1200mmのスライド扉が1カ所です。

このような冷凍庫では、扉を開けた際にできる限り冷気が漏れないようにする必要があります。
今回はスリットカーテンを取り付けました。お好みで、エアーカーテンを選択することも可能です。

こちらが、室外機の試運転調整の様子です。

フロンガス(R410A)をチャージします。

これで-20度まで冷やすことのできるプレハブ冷凍庫の完成です!!