【事業再編補助金】工事事前打ち合わせの様子

2021.07.07

ポストコロナ、ウィズコロナに向けた企業の舵取り変更を支援する「事業再編補助金」
中小企業庁最大クラスの補助金を活用し今、全国の事業者が新たな事業に取り組もうとしています。

 

 

(補助金の概要、活用にあたって気をつけるべきことはこちらに記載しています)

 

 

当社もありがたいことに当補助金を活用しようとされている事業者様のご相談をいただきました。
今回はそんな事業者様とのお打ち合わせの様子を少し紹介したいと思います。

 

編集

天気はあいにくの雨。
2021年7月初旬 東海地方では記録的な大雨を記録するなど全国的な降雨が続いています。

 

 

もちろん打ち合わせにはそんなこと関係ありません。
設備導入にあたって少し大掛かりな電気工事が必要なため、今回は中村電工さんと一緒にお伺いさせていただきました。

 

早速、社長を交えてのお打ち合わせ。
図面や電気契約の体系、補助金申請の状況、日程などを確認します。

 

 

例えば電気契約。

 

 

どこと契約しているのか、何kwで契約しているか、契約は何本あるか、太陽光発電などはどのような扱いになっているか。
このような内容は契約者にとってわかりにくいものです。

 

 

複数の工場設備、店舗を抱えられている方ならなおさら。
お支払いの資料などを拝見し、プロの目線で内容を確認していきます。

 

地域密着

ちなみに地域事業者間でのお打ち合わせの時、工事内容確認と雑談も兼ねて飛び交うのは他地域事業者さんの情報になります。

 

 

近所の事業者さんがどのような事業を展開しているか、経営者さんがどんな人か…。

 

 

地域事業者が3名も集まると「実は○○は同級生なんよ~」とか色んなところで話がつながり、次の事業につながることもあります。

 

 

生の声で地域情報を収集することができるというのは我々地域事業者にご相談する一つの利点かもしれませんね。

 

 

話を戻しましょう。

 

コロナ対策

先方は今回、事業再編補助金の2次募集に応募されたそうです。
そこで驚かれたのは1次募集と規約が変わってるのではないかと思うくらい提出資料の内容が変わっていることだったとのこと。

 

 

時代に即して提供される補助金。これらは審査する側も初めての試みになることがほとんど。
1次募集で学んだ点、傾向などをしっかりと2次以降の募集に盛り込んでいるのでしょう。

 

 

よく補助金は1次申請が採択されやすいと言われていますが、やはり本当かもしれません。

 

 

ちなみに今回の補助金で採択されているのは全体の1/3ほど。
より早急な事業再編が必要な企業に充てられる緊急事態宣言特別枠(コロナ枠)は1/2ほどとお伺いしています。

 

 

3次募集と続く予定ですが、今回の補助金活用を検討されている方は早めに動かれたほうが良いかもしれませんね。
とにかく私たちとしては今回の申請が無事に採択されるよう祈るばかりです。

 

現場確認

図面などを確認した次は現場の確認。
実際に現場を見て回り、どこに設備を導入するか、電柱の配置はどのようになっているか確認していきます。

 

 

配電盤

 

現場ほど千差万別という言葉が似合うものはありません。

 

既存の配電盤はどこにあるのか、現場にはどのような資材が置いているのか、お客様はどのような意図で物を配置し、普段どのように作業されているのか。
これらは実際に現場を見なければわかりません。

 

 

当然現場では作業をされているので、先日の打ち合わせになかったものが新たに配置されていたり、逆に先日あったものがなかったりなんてこともままあります。

 

 

このため現場に足を運んだ回数によって工事当日の作業クオリティはあがります。
これも地域事業者ならではの利点と言えるでしょう。

 

乾燥機

今確認しているのは乾燥機の重さの確認。
記載されているかと思い、裏面など見てみましたが、わかりませんでしたね…。

 

 

「作業当日に運べない!」なんてなったら工程に遅れが出てしまいます。
帰って確認しないと…。

 

 

現場を一通り確認した後、持ち帰り。
電気関係のお見積りを出した後、またお打ち合わせさせていただく形になりそうです。

 

 

このように実際の工事は事前準備が命。
ここは地域密着という特性が最大限に活きるフィールドだと思っています。

 

 

事前準備なくしてお客様に満足のいく設備導入はできません。
これからもお客様の為フットワーク軽く。

 

お客様の現場に、しっかりと足を運ばせて頂きますので、まずはご相談お待ちしております!