冷凍設備の改修工事

2022.09.06

 

今年もとても暑かった8月が終わりを迎えようとしています。
そんな中、当社は冷凍倉庫を-20℃に保つ、冷凍設備の改修工事をさせていただきました。

 

 

今回、工事を行わせていただいたのは以前、クリーンルームを導入させていただいた、久留米市の食品工場さま。このように引き続きご指名いただけるというのは設備導入業者としてこの上なく嬉しいものです。

 

今回は冷凍倉庫が中々冷えなくなったということで、その室内機と室外機をそれぞれ一台ずつ交換させていただきました。

 

交換させていただいた室外機は1992年製、30年間も動作していたとのこと!機械の寿命に関しましては使用状況などで変わってきますが、メーカーが表示する耐用年数が10年。実際のところは15年ほどでガタがくるものです。こちらの冷凍機器はメンテナンスも行き届いていたのでしょう。新たに導入する私たちも身が引き締まります。

 

 

こちらが今回導入させていただいた冷凍ユニットの室外機。今回は三菱製の10馬力のものを納品させていただきました。半導体不足でメーカーも製造が追いついていないとのこと、社会的に不安定な現代になりました。

 

窒素ガス

 

室内外の冷媒配管のつなぎ込みが終わったら、窒素で耐圧テストを行います。配管には通常フロンガスが流れていますが、万が一にも破損があり、漏れてしまっていては大変なことに。だから最初は害のない窒素ガスをつかって圧力の確認を行うのです。

 

外国人研究生

 

研修生の2人も一生懸命業務を覚えています。普段は見えないテープの張り方一つとっても丁寧に行うのが当社のモットー。その精神をしっかり受け継いでもらいます。

 

 

こちらは新たに設置させていただいた室内のユニットクーラー。冷凍倉庫内は暗いところが多いので作業はより慎重に行わねばなりません。

 

冷凍車

このような設備改修でだいたい2日ほど時間をいただいております。地域密着ならではのスピード感ですが、2日も冷凍庫が使えないと困りますよね。そのようなお声にお応えするため、当社は冷凍車両も手配もさせていただいております。これで冷凍食品もバッチリです。初めて設備改修を担うことになったご担当さまでも安心してご利用いただけるよう努めて参りますので、ご要望がありましたら、ご気軽にご相談いただければと思います!