8坪のプレハブ冷凍庫の納品と施工

2018.01.12

皆さんこんにちは。

8月、猛暑の季節。
冷凍機屋さんが最も忙しい時期になってまいりました。

さて今回は、先日据付工事をしました、8坪のプレハブ冷凍庫をご紹介致します。

場所は福岡県内です。
食材の保冷庫ということで施工させていただきました。

 

 

こちらの現場では、車庫のような物置の中に8坪のプレハブを組立てて施工を行います。

 

 

まずは墨出しから行い、架台(樹脂ベース)の据付→架台のレベル(水平)出し→プレハブ組立→冷凍機(室内外機)取付け→冷媒配管工事→排水管工事→電気配線工事→

試運転の順に行いました。

 

 

今回は、ざっくりと工程のみ。
詳しくはまた記事としてご紹介させていただきます。

 

(後日、詳細を写真とともにアップさせていただきました!→こちらをクリック

 

さて、このサイズのプレハブになると、プレハブを組み立てる際に「天井吊り金具を取り付ける」という工程が必要になります。

↓こちらが、プレハブ冷凍庫の天井の写真です。

 

ホシザキのプレハブの場合はこのようになっています。

これで天井が落ちてくるというようなことはまずありませんので、安心です!

 

以前は吊り金具自体が重くて施工もしづらかったのですが、ここ数年で随分快適になりました。

 

 

 

↓こちらは室内ユニットを取付けて冷媒配管工事に取り掛かる様子です。

冷媒配管のトラップをとって立ち上げます。

(オイルトラップに関してはこちらの記事をご参照ください。)

 

庫内の大きさが8坪でしたので、ユニットクーラーと室外機は2機ずつ設置しました。

(庫内の広さと冷凍機の大きさ選びに関しては、改めてご紹介させていただきます。)

 

 

今回は食材を台車でそのまま運び込みたいというご要望がありましたので、↓のように入口部分をカスタマイズしています。
加工したステンレスの板にアジャスターを取付け、大工さんに木材で、仮のスロープを組み立ててもらいました

 

このように、お客様の使い勝手に合わせて構造をご相談いただくこともできます!

 

入口の鉄板には↓のようにヒーターを入れています。これで結露の心配もございません。

仮にこのヒーターを入れていないと、入口の扉の下が結露の水分でべちゃべちゃになってしまいます!

 

 

ちなみにこの日の試運転ですが↓のように湿気で庫内が真っ白になりました。

ドレン排水からはすぐに水が出てきました。

こちらの冷凍庫は台車で食材を運び込むため、庫内の床パネルは重荷重仕様で縞鋼板を敷いています。

これで長年使用していただいても、パネルが沈下するというようなこともなく安心してお使いいただけます。

詳しい施工工程についてはこちらの記事でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
また今回のように、庫内まで台車を運び入れたいな……というようなご要望にも対応させていただいておりますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。