プレハブ冷蔵庫や製氷機の電気代を節約する方法

2018.02.03

最近すごく質問を受けます電気代(ランニングコスト)を安くする方法に関して記事を書かせてさせて頂きます。

お見積もりのご相談を受けて現地で打ち合わせさをせていただきますと、必ず「電気代ってどれくらいかかる?」という話題が出てきます。

結論から言いますと、ケースバイケースでその場その場で全く異なり、基準というものがありません。

 

といいますのは扉の開閉頻度、つまりプレハブ冷蔵庫の場合、扉を開けると部屋の温度が上がります。

そうすると冷凍機(コンプレッサー)が動きます。

ということは電気を使いますので電気代がかかるということなのです。

これは工場のプレハブ冷蔵庫だけに限らず冷却設備全般(家庭用の冷蔵庫、エアコン)にも言えることです。

 

つまり電気代を増やしたくなければ※出来るだけ扉を開けない※ということになります。

それから、庫内温度を上げないために出入り口にはスリットカーテンやエアーカーテンを取り付けることをお勧めしております。

 

あとは一番シンプルな方法としては常に室内外機のアルミフィンの部分を綺麗にしておくというのがあります。

このアルミフィンの部分は空気の吸い込み口なので汚れが溜まりやすいです。

 

そして何故アルミフィンの部分を綺麗にしておくのが電気代の節約になるのかといいますと、まずアルミフィンの奥に銅管が通っています。そしてその中を冷媒ガスがながれています。その冷媒ガスと空気の熱交換によって冷蔵庫は動いているわけです。

 

ですからアルミフィンの部分が汚れて目詰まりしていたり、アルミフィンのところにモノを置いて塞いでいたりしたら、

熱交換しない(冷蔵庫内を冷やすまでに時間がかかるもしくは冷えない)

冷凍機の圧力と電圧が上がる

コンプレッサーが無理をする(車で言うとエンジンです。)

電気をたくさん使う

電気代上がる

となるわけです。

 

この原理もご家庭のエアコン・カーエアコン・冷蔵庫・冷凍庫・製氷機、全て一緒です。

室内外機のアルミフィンのところは風通しを良くしておくと熱交換が効率的に行われて電気代にも良いですし機械自体も長持ちします。

 

 

ちなみに最近洗浄しましたエアコンですが、洗浄前と洗浄後ではこんなに違います。

 

洗浄前

洗浄中

 

洗浄後

 

以前にエアコンが冷えないから来てくださいという依頼があり、現場に行ってみると、室外機の凝縮器部分に梱包材のダンボールが貼られたままでした。

ダンボールを剥がしてお悩み解決というようなこともありました。

以上、電気代を節約する方法でした。