日本道経会 筑後グループの例会がありました

2022.09.06

どうけいかい

昨日は久留米シティプラザで行われました日本道経会 筑後グループの例会に参加して参りました。

 

日本道経会とは「道徳経済一体」の理念に基づき産業人教育の推進ならびに繁栄と永続の企業の創造、経済倫理の確立および経済界の安定的発展を目指し、活動を行っている団体です。小難しい内容ですが、平たく言うと健全な経営を行い、持続的な企業の発展を図るためには道徳的観点が必要不可欠、その道徳と経済のバランスについて経営者が学ぶ場になります。

 

目先の効率性・利益にばかり目をとられ、人として組織としての徳を疎かにしてしまうといずれ必ず足をすくわれる。恐らく皆さんも心当たりがあるように、効率性・利益ばかりを追い求めた結果、立ち行かなかくなってしてしまった会社は多々あります。恥ずかしながら弊社(私)もそうです。

 

ただ、目先の利益という魅力は強力なものです。よってそのバランスを図るためには意図して道徳的観点を学ぶ必要があります。今回の講師は窪山 忠成先生。「あらいフードサービス株式会社」の会長でもあります。福岡を代表する企業の経営者の言葉はやはり人を惹きつける重みが込められています。今日も中会議室が埋まるほどの経営者が先生のお言葉から学びを深めていました。

 

当社はこの会に2019年より参加させていただいております。経営者は日頃の企業活動の中で利益優先思考に陥りがちです。このような場に参加させていただくことによって心身を引き締め、「企業経営とはなんぞや?」を考えさせられる大切な場であると私は考えています。経営に向き合っていると様々な壁にぶち当たります。その時に役立つのが今回のような学びです。書から得たものももちろんですが、志を同じくする会のメンバーと接する中から得た知見も私の血肉となっています。

 

企業は経営者個人の力では成り立ちません。持続的な経営の為にはまず社長が学び共に働く従業員と共に徳を高めなければならない。ただ、それはもちろん経営者そのものが道を示し、その心を伝えていかねばなりません。これからもしっかり学び、人として、経営者として、組織として発展できるよう努めていきます。

プレゼン

また今回、会員企業様の方々の前で簡単に企業紹介をする場を設けさせていただきました。特に当社は特殊工事につき、一般的に内容が想像しにくいところがあります。今後ともしっかりと交流を深めつつご協力させていただけるところがあれば尽力していきたいです。