プレハブ冷蔵庫の解体の仕方

2020.05.21

今日はプレハブ冷蔵庫の解体の仕方について説明します。

 

プレハブ冷蔵庫を解体する順番は組み立てるのと真逆です。

まずは冷凍機器を取り外さなければパネルを解体できませんから機器の撤去から行います。

 

室外機のサービスバルブにマニーホールドゲージをかけて高圧管のバルブを閉めてポンプダウンを行います。

 

次に電源(ブレーカー)を落とします。

念のため室外機の端子台にテスターをあてて電源が来ていないか確認します。

 

冷媒配管、排水管、配線の切断及び撤去作業を行います。

 

配管支持材等撤去します。

 

室内ユニットクーラー、室外機、コントロールボックス(制御盤)の撤去を行います。

 

リモコン・サーミスタ・温度計・庫内灯・常備灯などの付属品を取り外します。

 

ドアを外します。

 

冷蔵庫内の棚やスノコ・縞鋼板を取り外します。

 

天井のコーチボルトもしくはロータリーフックを外します。

 

パネル間の目地のコーキングをカッターナイフ等で全て切れ目を入れます。

天井パネルを角から順番に外していきます。

 

目地の表面だけでなく奥の方まで置きコーキングをしている場合は非常に困難ですがバール等を使って外していきます。

どうしても外れない場合はセーバーソーやチップソーなどで切断します。

 

天井の梁がある場合はパネルを外す順ごとに梁のボルト緩めていきます。

天板がすべて撤去したら梁を下ろします。

 

サイドパネルのカスガイもしくはロータリーフックを外します。

サイドパネルを角から順に撤去します。

 

床パネルを撤去します。

 

架台を撤去します。

 

床パネルが埋め込みの場合斫り作業が入ります。

 

以上でプレハブ冷蔵庫の解体の解説を終わります。

最後までお読みいただきありがとうございます。