2024.03.05
本日は長年お付き合いのある物流倉庫様にてフロンガスの漏洩点検を実施させて頂きました。
上記の定期点検がフロン排出抑制法により義務ずけられています。
また、四半期に1回以上の簡易点検と、その記録を保存することが義務ずけられています。
実際に上記の大きさの機器を所有されているお客様でご相談をいただくのは
「7.5kw以上かどうかわからない!」
というお声をよく頂きます。
まずはじめに室外機のラベルを見てください。
こちらに電動機出力という表記があります。
まずそれが7.5kw以上かどうかで判断してください。
7.5kw未満であれば自社の簡易点検のみで良いです。
上記冷凍機のラベルの表記ですと簡易点検のみで良いということになります。
ただし、電動機出力が7.5kw未満の機器でも専門業者が点検をしておくことに越したことはございません。
機器を長持ちさせたい企業様やフロンガスの漏洩を未然に防ぎたいご担当者様は専門の業者に依頼することを強くお勧めいたします。
次にご相談が多いのが、一つの空調機・冷凍機器に複数台の圧縮機が搭載されている場合です。
この場合は搭載されている「圧縮機の定格出力の合計」になります。
ですので、一つの圧縮機の定格出力が7.4kwだったとしても2機で14.8kwになりますので、定期点検の義務が発生します。
それから、機器のメーカーによっては呼称出力が表記されていることが多々あります。
しかしあくまでも定格出力で判断してください。
定期点検は「冷媒フロン類取り扱い技術者」などの知見がある専門業者に依頼しなければなりません。
そのため、どうしても点検費用が掛かってしまいます。
ですが、点検によって機械の状態を把握することができ、
尚かつオイル不足やガス不足を早期に発見するメリットもあります。
定期点検の費用は1台当たり数千円~1-2万円ほどです。
オイル不足やガス漏れが原因でコンプレッサー(圧縮機)が壊れてしまう場合もあります。
その場合、冷却不能になりますし、費用も数十万かかってしまいます。
そういったリスクを避けるためにもプロによる定期点検はお勧めです。
最近弊社では佐賀県のお客様からのご要望が増えてきました。
そのため佐賀県での第1種フロン類充填回収業者の登録を行いました。
冷凍機・空調機を保有している企業様。
佐賀県の企業様もお気軽にご相談ください。