7坪のプレハブ冷凍庫:解体撤去と納品

2018.02.01

7坪のプレハブ冷凍庫の解体撤去作業の模様と新規設置工事の現場の様子をお伝えします。

 

まずはこちら

 

奥が6坪のプレハブ冷凍庫で手前に1坪のプレハブ冷凍庫。合計7坪のプレハブ冷凍庫です。

20数年間使用したとのことで、本当にお疲れ様でした。

 

 

 

 

撤去前の冷凍庫内このような感じで霜付きがひどいです。

 

 

天井の上も霜がついていて長年の汚れが溜まっています。

 

 

それではこちらを解体撤去していきます。

まずは冷凍機をポンプダウン。

 

 

冷媒配管と電線を撤去後、冷凍庫内のユニットクーラを撤去。

それからプレハブパネルの解体撤去作業を行います。

 

天井パネルとサイドパネルをつなぎ止めているコーチボルトが全部さびていたので1つ1つグラインダーで切断していきました。

 

 

バールなどを巧みに使って1枚1枚解体していきます。

 

つい先程まで-20度だったので氷が張り付いてパネルどうしがばれません。

冷凍庫内に商品が入っていないのであれば冷凍機の電源はオフにしておくことをおすすめします。

 

なんとかすべて解体し終えてプレハブを全て撤去したらこんな感じです。

 

 

Before

 

壁を塗装して床を掘り下げます.

 

After

 

こんなに綺麗になりました。

 

撤去したプレハブパネルと冷凍機は撤去廃棄します。

 

 

 

はい、それでは新しい7坪のプレハブ冷凍庫を設置していきます。

 

墨出しをした後樹脂ベースを組んでいきます。

 

新設の7坪のプレハブ冷凍庫はロールインですので、予め床を掘り下げております。

(ウォークインとロールインの違いについてはこちらの記事をご覧下さい)

 

 

 

レベル(水平)を出すために樹脂ベースのしたに樹脂ライナーを入れます。

 

これでベースが水平になります。

詳しいプレハブの組み立て方の解説はこちら

 

今回のレベルの基準はプレハブ正面入口になります。

 

 

 

次に箱組みに移ります。

 

7坪の冷凍パネルですと4トン車に4梱包のってきます。

 

冷凍機は別のトラックで運ばれてきました。

 

 

ベース(床)パネルからサイドパネル、天井パネルと順に組んでいきます。

 

 

 

気圧調整弁の取り付け作業

 

 

 

 

サイドパネルの途中に気圧調整弁を取り付けます。

(気圧調整弁に関してはこちら)

 

天井パネルの組立工事

 

 

 

 

 

最後にコーチボルトで留めれば箱組みの完成です。

 

プレハブパネルの目地もきっちりと付いて組立て出来ています。

 

プレハブパネルの目地はメーカーの設計と現場の施工が良くなければ、きちんと等間隔に組みあがりません。

 

 

 

今回はプレハブ周りの床の埋め戻し作業があったため、

ユニットクーラの取り付け、庫内灯の取り付け、スライドドア部品の取り付けの順に行っていきます。

 

ユニットクーラーの取り付け工事

 

 

 

庫内灯の取り付け

 

 

スライドドア部品の取り付け

 

 

 

冷媒配管・ドレン配管工事

 

 

庫内チェッカープレート敷設作業

 

 

フロアヒーターの埋設工事(オレンジ色のものがフロアヒーターになります。)

 

 

フロアヒーターの床部分とプレハブ冷凍庫周りの埋め戻し作業

 

 

 

エアーカーテンの取り付け

 

 

あとは室外機周りの作業が終われば完成です。

 

冷凍庫内はこんな感じです。

 

 

細かい設定等試運転調整を行い納品・施工完了です。